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11月27日(土)は比治山の家の完成見学会です

2010 年 11 月 19 日 金曜日

11月27日(土)10時~17時に長期優良住宅普及促進事業の完成見学会を開催いたします。一日だけですが、この機会にぜひ高断熱住宅をご覧になってください。

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住所 広島市南区比治山本町2-11  

宮本金網さんの細い道を東に入ります。

電話予約が必要です。082-288-7708

新住協 耐震・断熱改修工事補助金

2010 年 10 月 27 日 水曜日

新住協 断熱耐震同時改修 補助金200万円が申請できます

当社が加盟しているNPO新住協では、リフォーム工事で耐震・断熱の工事を同時に行なうと工事費の1/3以内で200万円を上限に補助金を申請することができます。第3回の補助金の申請の時期が11月25日までと限られています。

建設された時期が昭和56年以前の木造建物は現在の構造の基準では、強い地震の時には倒壊する恐れがあります。又断熱改修は省エネには不可欠な性能です。強烈な暖房設備に頼らず冬に寒くない、冷房に殆ど頼らず夏に涼しい暮らしが可能になります。

断熱・耐震改修工事はこれからは必要な工事だと考えておられる方には200万円の補助金はありがたい国の政策だと思います。屋根や壁が痛んで修繕の工事をお考えの方も併せての工事が可能です。補助金申請のわからない事等は遠慮なくお問い合わせください。

11月7日はミヤ家具さんのイベントです

2010 年 10 月 23 日 土曜日

11月7日はミヤカグさんのイベントに参加します。

今年も11月7日 ミヤカグさんのちょっと嬉しい暮らし展2010のイベントに参加します。詳しくはミヤ家具さんのホームページをご覧ください。
私たちは誰にでも出来る、冬を快適に暮らす工夫をテーマにアイデア展示をするように考えています。

比治山の家構造見学会終了しました

2010 年 9 月 26 日 日曜日

比治山の家の構造見学会を終了しました。

予約制での見学会の開催、時間も無駄にしない為に、2階、3階は大工工事を進行しながらの開催になりました。

新築や耐震・断熱改修をお考えの方が、4組来場いただき、比治山の家のお施主様もご家族で長い時間見学をされました。ありがとうございました。

耐震、断熱改修工事をご計画の方が見学会に参加されて、カオル建設が取り組んでいる家は、特別な材料ではなく、普通一般的な材料を使って、高断熱を取り組んでいるのですねと率直な感想をいただきました。基礎断熱工法と壁の断熱材や気密化の方法等も熱心に耳を傾けていただきました。

ハウスメーカーで建てられた、ご実家が北海道である事をお聞きしました。ご実家は新築後に窓を改修されたり、北海道での高断熱住宅でも支障のあるヶ所が色々と遭遇されたようですが、広島で家を建てる時には、その時のことは、広島だから大丈夫だろうと思って、新築をされたようですが、現在冬の寒さ対策と結露対策・湿気対策に苦慮されています。

新築後約10年間経っておられますが、新築後に家の寒さに気づかれて、新築を請負った業者さんと壁や床を剥がしてみて検証をされたり、断熱工事を勉強されたようです。

私以上に高断熱住宅の様々な事例をご存じのようで、ずいぶん研究をされているのだなと感じました。広島で施工されている、断熱工事のほとんどが無意味な断熱工事をされているのですよと私がこたえると、〇〇〇〇建設会社の社長さんもその様に言われました。

広島でも、建売住宅の販売頭数の多い建設会社の方も少し断熱工事の実際を勉強されると、いま施工している断熱の方法がいかに大きく間違っている事には容易に気づくとは、思いますが手間がかかる断熱施工を広島だから北海道のような断熱工事をする必要がないと間違った判断が正しい断熱施工を促進させないのでしょう。

長期優良住宅の制度が始まり今からは、私たちが勧めているストック型の住宅が促進されるとおもいますが、4組の熱心な断熱改修や新築工事をお考えのご家族に来社いただきました。

構造見学会の開催に協力をいただいたお施主様には、役立つ見学会が開催出来ました。ありがとうございました。

比治山の家屋根工事進行中

2010 年 9 月 20 日 月曜日

今年の夏の暑さは尋常ではありませんでした。これからはもっと夏の暑さは強烈になることが予測されます。その様な気候変動の影響もあって、遮熱の塗料とか銀紙を貼りつけた遮熱材などが沢山商品になっていますが、実際はあまり室内の温度環境には改善されていないのが実情です。

屋根の表面温度を下げるには、反射率の高い白い色の屋根材を使うと反射してそれだけで表面温度は45度ぐらいになります。熱吸収の大きな黒い色ですと60度を超す事もあるので、それだけを見ると相当に効果があると思いますが。

私たちが取り組んでいる、夏対策された高断熱の家では室内の天井の表面温度を29度以下にしていますが、その高いレベルでは、銀紙等の遮熱材はほとんど約に立たない結果になります。いまだに遮熱塗料で夏を涼しくといっている建設会社が後を絶たないのが残念です。

屋根はとても大切なもので、メンテナンスサイクルの短いものでは約10年で塗替えを余議なくされます。その後はもっと早いメンテナンスサイクルになります。

新築時に少しお金がかかったとしてもメンテナンスサイクルの長い商品を選ぶと結果的にはお得だと思います。

今回の屋根材はオーストラリアのAHIルーフィング社のコロナという屋根材を採用しましたが、この屋根材は30年の製品補償が付きます。美観補償は10年ですが、多少の色が変わることは、美観にもあまり影響がないと私は考えています。

屋根に関しては30年ごとに葺き替える必要がありますが、建築された歳に生まれた子供が30歳になるまで、メンテナンスがいらないとすれば、耐久性の長い素晴らしい商品だと思います。

当社ではベルックスの天窓を勧めますが、天窓の強化ガラスは強烈な太陽光や雨等の影響で15年ぐらいで透明度が下がってきます。そのことをわかっているベルックスは、ガラスを簡単に変えれるように、考えてくれているのが嬉しいです。

屋根施工の実際

上に施工の写真をのせましたが、屋根にはたとへ雨が屋根材の裏に侵入してきても構造躯体に影響無いように様々な工夫がなされています。

壁際には屋根材の下の見えない所に捨て谷 けらば側にも捨て水切り、又天窓には、自己粘着性のあるルーフィングのまし張り、一体成型された水切りと沢山の部材を合わせて家を雨から守ってくれます。

屋根に窓を取り付けるのですから、それなりの対策が必要になることは、少し考えるとわかる事だと思います。

経験豊富な屋根屋さんの加藤君はそのことを熟知してくれていますが、それでも納まりに関して、度々電話をくれます。天窓を取り付けたり壁の通気を考えたり雨漏りをしない構造にするには、実際は大変多くのノウハウを要します。

業者さん任せに天窓を施工する会社が多くありますが、雨漏りの危険性は極めて大きいと思って良いと思います。最も注意が必要なヶ所といえます。

建築の施工には沢山の大切なところがありますが、屋根工事はその内でも最も大切で、几帳面な施工が大切です。