なぜエアコンを付けはなしにした方が電気代が安くなるのかというと、最近のエアコンを例にすると、例えばリンクしましたが、三菱電機の霧ヶ峰 Zシリーズの8帖用のMSZ-ZW2519を例にすると冷房の消費電力は105W~875W 暖房の消費電力は105W~1480Wで動いています。この機種は急速に冷やすときはトロトロ運転時の室温に近い状態から8倍 急速に温める時は14倍の電気を使ってそれを行うということです。又暖房時は60℃の熱で急速に温めることが特徴として書かれていますが、それを行うのにトロトロ運転の14倍の電気を使う事になります。
ちなみにその時の1480Wの1時間当たりの電気代は、1.48KW×26円=38円ということになり、トロトロ運転の時は0.1W×26円=2.6円です。トロトロ運転を14.8時間行うのと急速に運転をする1時間が同じ電気代になるということになります。単純に計算しましたが、電力消費量を測定しなければ実際のところは判りませんが、.1で書いたような性能の住まいの場合は、連続運転をされたほうが電気代は安くなるということになります。
またエアコンの能力はAPFという指標で表されますが、冷房 煖房を行うに、一年間省エネ性の目安になる指標です。数字が高いほど効率よく冷房煖房を行う機種であるということです。正確には、使われる条件によって変わりますので、目安にしか過ぎませんが年間の期間消費電力料に広島の場合は≒26円をかけたものが一年間のそのエアコンの電気料金になります。期間消費電力料KW/hやAPF通年エネルギー消費効率はカタログに明記されています。
APFは固定値ですがそのことが解りやすいパナソニックさんのサイトをリンクしておきます。少し慣れなければ解りにく事ですが、消費電力Wには敏感であるべきだと思います。例えば1200Wの加湿 暖房器を1ヶ月連続して使った場合その器具だけで2万円を超える電気代を支払っておられた例もあります。年間の予測される冷・暖房の電気代を計算するのに期間消費電力料に≒26円をかけると、おおよその1年間の冷・暖房で必要とされる電気代を計算することが出来ます。